小麦粉

食欲が制作欲に切り替われば、どんなに有意義だろう。 水がおいしいのは、お酒をあんまり飲んでいないから。 .

口に出さないこと

おだやかでいること おだやかであるようにふるまうことそういうことが大切なのだと今更また気づく。 .

キラーチューン

先週末に髪の毛を切った。 一週間経って、この短さに馴れた。何度も何度もなんども何度も、伸ばしては切るのを繰り返している。 これこそ、死ぬまで終わらない連鎖だな。髪の毛も、ツメも。展覧会は今日から、搬出が始まった。終わりの始まり。 .

プロボカティブ

寒いけど、まだ雪は降らない。ベルリンでは1cm積もっていた。夏に思い出す冬のほうが、秋から冬になる変わり目のほうが、 雪の降りしきる冬より冬らしい気がする。日本のお正月の、こちらのクリスマスの、何もない朝がすきだ。 それを目指して今はご飯を食べ…

ヴィーガン

自分が相手を信用していないのに、 相手に信用されたいなんて思っては居ません。やるべきことがあって、なにもやっていなくて、 それに対して罪悪感をほとんど持たずにアイドルががむしゃらに踊る姿をインターネットで見る日々、時間。 世界の隙間。世界の終…

サテハ

モスクワまでは10時間かかる。 モスクワの気温はかなり低い。 モスクワの空港はあたらしい。わからないことをわかるように伝えるのは難しい。 自分がわからないことを伝えるのは不可能に近い。 自分がわかっていないことをわかりながら、それを悟られまいと…

別居

「さようならば、」仕方あるまい。別れましょう、さようなら。 離れて暮らすことを良しとする人だっているし、もういろいろ忘れ始めている。 それが、なにひとつ良い結果をもたらさない選択だと分かっていたとしても。手にとった小説の中で、「わたしは彼と…

起毛カーペット

何事もない休みなど無いし、休みは休むためにあるはずやけど、休み過ぎは良くないと誰かが言う。 「来世でがんばるから許して。」 そう言って許されるくらい価値のある人間なら良かったのに。 7年後のスポーツの祭典に、わたしは今、ただ不信感しか持ってい…

ヒマラヤ

物事に執着しない大人になるの夏休みの始まりです。.

腹パン

あなたはわたしのことをもっと知らなければいけないし、 わたしはあなたのことをもっと理解しなければいけない。あなたはわたしの心のゆらめきを汲まなければいけないし、 わたしはあなたにそれをはっきりと伝えなければいけない。あなたがもしこれからもわ…

飛行機

この夏もたくさん乗る .

明るい夜、薄曇り

トルココーヒーちょっと疲れた始めなければ終わらないと分かってはいる。 .

手漕ぎボート

わたしの人生がひとつの航海だとして、 自分の舟に乗って先の見えないどこかまで 必死に漕いでいるところだとして、 右も左もわからずに右にも左にも行ける場所で 正しいかどうか不安になる航路を進んでいるとして、それでも時間が過ぎて、以前より少し進ん…

日が差し込む窓際

きな粉ヨーグルトがおいしい。きな粉を買ってきてよかったと思った。 歩いたり、自転車に乗ったり、自転車の空気を入れたり、ポストに手紙を投函したりした。 バランスを考えることに躍起になり過ぎで、睡眠時間がぐうたらで、結局いつもと変わらない。今日…

ホームシック

ホームがどこかわからない自分のホームシックは厄介で、 今回の帰国でまたホームもどきが増えたことで、より一層複雑さを増した気がします。自分がかわいくてしかたなくて、怠惰を味方につけては、あらゆることから逃避している。朝6時に黒猫が道を歩いてい…

つむる目

身体の周期のせいで精神にあまり良くない影響が出るので、すごく困る。 でもそれは多くの場合、とてもエッセンシャルな問題なので、ちゃんと解決すべきなのだと思います。でも、解決方法なんて無いんじゃないか。 きっと、みんな冷静にしていてもやっぱり最…

白目の温度

今日、また引き続き、この国に居続けることが出来る許可証をもらいました。 悪いことをしない限り、お金が無くならない限り、わたしはあと一年と10ヶ月、ここに居ることができます。わたしが此処に来てもう二年も経ってしまいました。右も左もわからなかった…

もぬけ

ノカラ .

白いごはん

背伸びをすることも、 上から見下すことも、わざわざ距離をとって遠くから眺めることも叶わない。足並みを合わせることも、あの一瞬のみに許された行為だったのか、と 失望してしまう。そういうようなことが、多々ある。 「わたしたちは、友達にはならなかっ…

睡眠時間

終わりのない睡眠を繰り返してねる .

しんねん

あけましておめでとうございます新しくて、少し寂しい新年の二日目。 .

ダイヤモンドダストもどき

やっぱり、 世界は終わらなかったし、終末論の不安定さは1999年にわかりきっていたはずなのに。 また早起きして作業をして、歩いて、ご飯を食べて、寝る。生活。 作ることが怖くなったり、嫌いになったりしませんように。祈る。 すきなひとが増えること、決…

キミョウキテレツ

たまに、世界が一本の線であるように見えるように世界は、ドーナツの穴 怠惰にしていたら日が暮れるので、結構おそろしいものです。 日本の未来が決まる重要な一日が終わって、あと5日したら古代の予言で世界は終わって、 この杞憂が現実のものになるかなん…

隙間

人の影響を非常に受けるので、今日はポテトチップスを二袋も買ってしまったし、昨日は中谷美紀を聞いていた。 そして、サガンを読むのを禁止された。わたしの知らないわたしをわかりかけている人。 ジョゼは言います。 音が流れています。 それは、言葉です…

古代の国、猫の島

遠く離れた島国にいるあなたと、 少し離れた南の島にいる恋人へ。わたしは大きな大陸の左上の方にある小さな街の四角い役場で、待合番号が呼ばれるのを待っています。 ここで暮らすには許可が必要で、相応の理由と相応のお金が要ります。 あたたかいところに…

ほんとうのところ

いいこととわるいことの絶対数は同じで、人生の中で、 いいこととわるいことは同じ分だけ自分の身にふりかかるのだと考えるのは、自然なことでしょう。 「精神は語り、心は泣き、知覚は笑う」 「男の気持ち、女のこころ」 どこで見つけたかもうわすれてしま…

さいしょでさいごのコトバ

終電で初めての土地に行き、始発で戻ってくるという経験はわたしが大人になったという証拠。お金がない大学生カップルみたいに早朝の牛丼屋さんに行くことや、煙くさいコートを纏って眠気まなこで電車に揺られること。きっともう、二度と起こらない出来事。…

i my me mine, you your you yours

日本人が学校で国語を習うみたいに、ドイツ人はドイツ語を、フランス人はフランス語を習う。 当たり前のことやのに当時なんだかすごく驚いて、でもそのあとすぐ腑に落ちたのを覚えてる。わたしはドイツ語に対しては、主格・所有格・与格・目的格など文法用語…

芽キャベツのスープ

芽キャベツがスーパーに出てくると、冬になるんだなあと実感する。 3日間かけて食べた芽キャベツのスープは、トマト・トマトクリーム・クリームカレーと味が変化していった。もとのトマトはそこにまだいるはずなのに、すっかりと身を潜めて今日食べた最後の…

ベッドに向かって

こちらに来てからというもの一日の大半、ベットに向かっている。 作業というほどの作業もせずに。 .