サンスシーとハルス


新しい年になりました。
あけましておめでとうございます、2012年。


二千年も生きてきた訳でもないのに、2012年を祝うなんてなんか変だなあと思ったりします。
二千年も続いてきた人間の歴史をお祝いしているのでしょうか。

生まれ育ったところと全く違う場所で、出会って間もない人たちと新年を迎えるというのは本当にただ、距離というものを痛感してしまうだけの異国の儀式そのものでした。(風邪で、喉が痛くて鼻がズビズビやったせいもある)
そしてたぶん、一番には、昨年が自分にとってどうしようもない一年だったこと、今年もまたそうなってしまうんじゃないかという不安で新しい節目を迎えるのが恐かったんだろうと思います。今もそうです。

時間は早く進んでっていってもすすんでくれへんし、元に戻してっていってももどってくれへんのにね。
無い物ねだりが酷いのは、変わらないのでしょうか。
今に満足していても今のままでは居られないのは百も承知で、
でも、どうするのが正解なんて選んでないのにわかるわけない。
ただ、救われることは、今までの選択に後悔が(ちょっとずつはあっても)ほとんど無いことです。

わたしはただ、好きな人たちの幸せだけいのる。





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