リュックの中に忘れ去られたおにぎり


春になるとサイケデリックな友人と彼女が作ってくれたお菓子(おもにタルト)のことを思い出します。
これから冬になるのだ、という実感を肌身にはしみじみ感じているのですが、アタマがなかなか理解しようとしません。もしかしたら年老いることへの本能的な拒絶なのかもしれないなあ。


年月日の区切りが大学を卒業してからますます曖昧なものとなり、時間を過ごすことが生きることになってしまい「有意義」からはかけ離れています。そして「生きる」ことに関しても今の私は100パーセント肉親に支えられており、自分の力では何一つ行えていません。

そんなわたしですが、まわりの人に恵まれていることはなによりの自慢です。


京都でタルトタタンを食べたかったな、と今になって思いつき後悔しています。
本場はヨーロッパでしょうが、京都で食べたかったんだよ!







.