起毛カーペット


何事もない休みなど無いし、休みは休むためにあるはずやけど、休み過ぎは良くないと誰かが言う。


「来世でがんばるから許して。」
そう言って許されるくらい価値のある人間なら良かったのに。


7年後のスポーツの祭典に、わたしは今、ただ不信感しか持っていない。
産地に大西洋としか記載されていないマグロを、よろこんで食べる勇気はない。
それとこれとは別の話。いつだって物事は単純なんだそうだ。


いつだって物事は単純なんだそうだ。
そう、やるべきことをやらないからだ。


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腹パン


あなたはわたしのことをもっと知らなければいけないし、
わたしはあなたのことをもっと理解しなければいけない。

あなたはわたしの心のゆらめきを汲まなければいけないし、
わたしはあなたにそれをはっきりと伝えなければいけない。

あなたがもしこれからもわたしと共に居るのなら、
わたしがもし今よりももっと素直になれるのなら、

今ある問題は問題ではなくなって、
何気ないものになっていくはずで、
それが日常になるといいなと思う。



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手漕ぎボート

わたしの人生がひとつの航海だとして、
自分の舟に乗って先の見えないどこかまで
必死に漕いでいるところだとして、
右も左もわからずに右にも左にも行ける場所で
正しいかどうか不安になる航路を進んでいるとして、

それでも時間が過ぎて、以前より少し進んだところに浮かんでいると思えるのは、
漕いだ自分のおかげじゃなく、行きたい方向に風が吹いてくれたおかげなんだろう。


しかし逆風も絶えず吹く。


家に花があるというのは、とても良い!
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日が差し込む窓際

きな粉ヨーグルトがおいしい。きな粉を買ってきてよかったと思った。
歩いたり、自転車に乗ったり、自転車の空気を入れたり、ポストに手紙を投函したりした。
バランスを考えることに躍起になり過ぎで、睡眠時間がぐうたらで、結局いつもと変わらない。

今日は学校まで歩いてくる途中に小さな庭を見つけた。
少し小高いところにある緑のフラットな公園も見つけた。

いつもと変わらない、
いつもがわからない。
自分の身の振り方ではなく、自分の生き方にやっと(本当に今更)目を向け初めて困っている。




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